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【2022年最新版】運送会社が行うべき初任者運転者研修とは?!

当社では、京都・東京・大阪にてドライバーを随時募集しており、
たくさん応募を頂いております。

応募者の中で【研修制度】【安全教育】についてお問合せ頂くことが多いため、
今回のコラムでご紹介させて頂きます。

今回は【入社後の研修】に焦点を当て、
・法律で決まっている研修基準を理解し、入社する運送会社を考える指針にする
・ファーストラインがどういう初任運転者研修を行っているか知る事が出来る

以上2点が伝わるようなコラムにしていきたいと思います。

運送業界で働くことを検討されている求職者の方や、
運送会社の選定をしている企業担当者の方は以外は見る必要がないコラムになります!

■目次
①2017年3月に法改正
②法律で決まっている初任運転者研修とは?
③ファーストラインで行っている初任運転者研修とは?
④最後に

①2017年3月に法改正
2017年3月準中型免許制度施行に伴い、
運送会社における指導・監督指針が新しく施行されました。

変更のポイントとしては
・研修する対象者
・研修する内容
・研修する時間

の3点について改正されています。

新しい指導・監督指針に準じていない場合、
『運転者に対する指導及び監督違反』になる可能性があります。

改正された背景として、
行政機関が運送会社を巡回した際、『不適切』と評価される運送会社が多かった事があげられます。

顧客の荷物・自分の命・周りの命にも影響を及ぼす可能性があるドライバーという職業は、
適切な研修を受ける義務があります。

②法律で決まっている初任運転者研修とは?
・初任運転者対象
はじめてトラックを運転する人=初任者運転者ではありません。
過去3年以内に初任診断を受けていない人は過去ドライバーとしての経験があったとしても、
新しく雇い入れた運転手は初任者運転者の対象となります。

・初任運転者研修実施内容
12項目設定されています。
今回、詳細は割愛しますが、
『心構え』『トラック構造理解』『健康』『道路交通法』『運転方法』が対象となります。

詳しい項目について知りたい方は、下記URLより確認してみてください。
HP:国土交通省 自動車総合安全情報

・初任運転者研修実施時間
座学・乗車指導研修:15時間以上
実地研修:20時間以上

座学・乗車指導研修だけではなく、
実際に事業用トラックを運転させて安全な運転方法を指導する必要があります。

時間だけでなく、実地研修の有無についても確認する事をお勧めします。

③ファーストラインで行っている初任運転者研修とは?
当社では、未経験の場合3か月~6か月間本社での研修を受講頂いております。
東京・大阪採用の方の場合、交通費別途支給・宿泊場所提供を行っております。

当社は『社員およびその家族の幸せの実現に努める』という点を
経営理念として掲げています。

座学・乗車指導・実地研修は指導・監督指針に決められた時間・内容を大幅に超過しますが、

社員(ドライバー)が適切な運転を行い、
組織的に事故を起こさない・事故に巻き込まれない運転が出来るようにする事こそが、
この理念達成に繋がると確信しているからです。

東京・大阪採用の方は、本社研修について一定期間住居を離れるデメリットがありますが、
お互い長く勤めていく事を考えれば短い期間だと考えています。

ドライバーの安全に責任を持つためにも、
現在では【研修制度】【安全教育】についてご納得いただけない方は辞退頂いております。

④最後に
いかがだったでしょうか?

運送会社選定の際、初任運転者研修はどのように行っているか確認する事で、
指導・監督指針に準じれているかだけでなく安心して任せれる会社かどうか選定する基準になるかと思います。

運送会社で働きたい方、運送会社選定を行っている企業担当者様の参考になれば幸いです。

当社では、運転手任せの安全運転にならないよう、
引き続き組織的な安全運転・安全運行を心がけ事故のない運送実現に向け尽力して参ります。

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